群ようこの『ゆるい生活』を読んで

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体の不調を感じた群ようこが漢方薬局で薬を処方してもらい、体質改善を図る顛末が書かれています。群さんの状況で、自分に当てはまるものも少なくないので、頷きつつ読んでしまいました。特にショックだったのは、漢方薬局の先生の「甘い物は体を冷やすから、食べすぎるのはよくない」という言葉でした。「砂糖を置いておくと、べたべたになってくるでしょうあれは空気中の水分を取り込むんですね」という説明に、しごく納得。でも群さんほどではないけど私も甘い物は好きなので、やめられそうにありません。

「風呂上がりに水を飲むのは良くない」など、いささか納得できない箇所もありますが、自分に出来る範囲のことは、体質改善のために取り入れようかなと思いました。どう考えても私も、群さん同様だいぶ体内に水分をためこんでいると思われるので、可能な限り排出したいです。しかし漢方薬局の先生の知人の話だという、転倒して顔を切ったら、血よりも水分が出てきたという話は怖かったです。それだけ顔に余分な水分がたまっていた、という説明なのですが、「そんなはずない」と思いつつも、でも本当なんでしょうね。ヘタなホラー小説よりも怖い話です。

若い頃は多少の暴飲暴食や睡眠不足も乗り切れるけど、ある程度の年齢になったら自分の体と相談しながら、無理のないようにやっていかねばならないということですね。当たり前のことではあるのですが、このエッセイを読んで、改めて実感しました。体に良くないものをすべて避けるわけにはいきませんが、無茶をした時にはすぐにその対処をして、良くないものを体に滞らせないようにしたいものです。