からすのパンやさんという絵本

一度読めば心を奪われる事間違い無しの絵本があります。 からすのパンやさんという絵本です。 カラスの夫婦がパン屋さんをやっているのですが、4羽の子カラスのお世話にいっぱいいっぱいで全く売れていないパン屋さんでした。 その内子カラス達が学校へ通うようになり、お弁当にいつも売れ残ったり焦げてしまったパンを持たされるのですが、それを見た余所の子カラス達がおいしそうだと言って親を連れてパン屋さんに行き、そこからお店が大繁盛するというお話です。 一見お話も普通の、取り立てて特別感のない内容ですがイラストが凄いのです。... Read More

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賭博覇王伝 零

賭博覇王伝 零は福本伸行さんの作品です。週刊少年マガジンで掲載されていました。2007年の40号から連載を開始して2009年の13号で第一部が完結をしています。 この作品はギャンブルを主体としたストーリーになっています。賭博破戒録カイジの作者なのでキャラクターはにていますね。しかしこちらのほうが少年向けになっています。実際に読んでみるとこちらのほうが暴力表現は少なくなっていることがわかります。しかし面白さはかなりのものでした。カイジと比べても遜色のない完成度だと思いますね。 主人公の宇海零は義賊として世間... Read More

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駿河屋で本を売りました

持ち物を整理することを思いついて本棚にあるほとんど読んでいないコレクションを処分することにしました。 家にある本のほとんどは文庫本で一冊ずつはさほどかさばらないモノですが、量が百冊は越えようかというもので、家から持ち出すのに抵抗感があって宅配買取を選択することにしました。 宅配買取する上ではこうしたコレクション要素の高い、シリーズ品をセットで買い取ってくれるところがないかを探していると駿河屋が一つの候補に上がりました。シリーズがセットだとそれだけ高額の買い取りをしてくれると口コミ評価があってそれが決め手と... Read More

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戦国の悪人の内面に迫る「宇喜多の捨て嫁」

宇喜多直家は岡山の戦国武将ですが、どちらかと言えばマイナーな武将です。 その実像は、娘の嫁ぎ先を滅ぼし、その娘を自殺させることが何度もあるなど、悪逆非道な人物として知られています。  木下昌輝さんの「宇喜多の捨て嫁」は作者のデビュー作ですが、直木賞にもノミネートされた作品で、その宇喜多直家の内面に迫る内容となっています。 全六編の短編集ですが、それぞれの話は関連性があり、最後には意外な結末が用意されています。 全編に漂うのは、直家の「尻はす」と言われる奇病から出る腐臭と、彼に翻弄される人物たちです。 元々... Read More

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心優しい小人、ノーム

ノームをご存知でしょうか。ノームは世界各国に住む小人です。 残念ながら日本での発見例はまだありませんが、私は今も日本のどこかでノームが暮らしていると信じています。 そんなノームの詳細や逸話をこと細かく記したのがその名のとおり「ノーム」という本です。 実際に彼等に会ったという作者の体験に基づいた内容となっています。 ノームは心優しい小人です。 平均寿命は400才、私たちより長生きのため知識も豊富で頭のよい小人です。 ヨーロッパを中心に世界中に住んでおり、住む国や場所によって種類が異なります。 比較的私達の側... Read More

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「自由にいこう!男着物」の感想

鴨志田直樹さんの「自由にいこう!男着物」を読みました。 着物に興味が出てきたため、試しに買ってみたのですが、思っていたよりもいい本でした。 ページ数も少なく文字数も少ない本ですが、それが良いポイントです。 この程度の厚み、文字量であれば、読書習慣のない人でもすらすらと最後まで読むことができます。 著者の着物姿のカラー写真がふんだんに使われており、図鑑のようにも楽しめます。 さて、内容に対する感想です。 これから着物を始めたいと思っている男性にお勧めできます。 なぜなら、内容がこれでもかというほど簡潔にまと... Read More

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ムーミン谷の彗星 ヤンソン

誰もが知っているであろうムーミンのストーリー。個性的で魅力的な登場人物たち、「ムーミン谷」の世界感・・・巷にはグッズがあふれ、特に女性陣に人気となっています。広い世代の人たちが、アニメにも親しんだことでしょう。 とはいえムーミンシリーズは、立派な文学作品でもあります。作者のヤンソンは戦中から活動をはじめ、戦後を代表するスウェーデンが誇る世界的な画家・作家の一人でもあり、ムーミンのストーリーや挿絵の画風も歴史にかなりの影響を受けていると思います。  さて、ムーミン谷の彗星のストーリーは相当有名だと思いますが... Read More

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大探検時代の博物学者たち

ピーター・レイビー著 河出書房新書 本書はチャールズ・ダーウィン、ウォレス、スプルースといった19世紀、ヴィクトリア朝時代のイギリスの学者、探検家らが未開の地、彼らに、そして欧州にとって「輝ける楽園」とされた世界各地の辺境(アフリカ奥地、アマゾン、マレー諸島など)を踏破し、調査し、記録しようと取り組んだ様子を、一人一人に焦点を当てて紹介する内容になっています。 私は別に理系でも、特段博物学や生物学が好きなわけでもありませんが、普通に面白く、考えさせられる内容の一冊です。歴史的に見ればイギリスはじめ西洋諸国... Read More

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