「BLACK OUT」~私を20年魅了する1冊~

「BLACK OUT」(渡辺浩弐著・幻冬舎文庫)は、22年前に放映されていた深夜ドラマのノベライズです。科学捜査部の職員が、ハイテク犯罪を捜査するという、SFミステリーです。当時私は、受験勉強しつつもドラマにハマり、小説版にも手を出しました。「若い頃の思い出の本」を、昨年たまたま読み返してみたところ、気付けばクライマックスでボロ泣きしていました。この本の、何が私の心に触れたのでしょうか。  「BLACK OUT」のいちばんの魅力は、SFとしての先見性だと思います。1995年に1999年を想定して書かれたも... Read More

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